用賀エリア - 弦巻(つるまき)1
「弦巻」という地名は、鎌倉の鶴岡八幡宮への寄進状に見られるので、世田谷でも古い時代から開けていたと思われる。地名のいわれは、川が大きく曲がり、流れがゆるやかに淀んだ水流(つる)をいうもの、源頼朝が奥州遠征の折りにここで弓弦を外したからというものや、北条氏が徳川家康と戦い敗れ、ここで弓弦を巻いて降伏したという説もある。
弦巻1丁目
常在寺そばの弦巻幼稚園は3丁目に移転しているようだ。
弦巻2丁目
昭和2年開校の駒沢学園。平成元年稲城市に移転。現在は大型マンションが建っている。
弦巻町の丘の上に給水塔を作ると満水面が標高64mとなり、水道水を送る渋谷まで自然流水で対応できたという。大正時代に出来た駒沢給水塔は非常に風情がある外観で世田谷区地域風景遺産にも認定されている。
弦巻3丁目
16番地には図書館とプラネタリウムがある世田谷区教育会館が入った。平成22年にリニューアルしたプラネタリウムはおとな(高校生以上)400円、 こども(小・中学生)100円(土・日曜、祝日、休日は無料)、 ※小学生未満は無料だそうです。
弦巻神社はもちろん弦巻ゴルフ練習場も現存している。上部に流れる蛇崩川は昭和50年代に暗渠化されている。