尾山台エリア - 尾山台(おやまだい)
古くは天文20年に「小山」と書いた。明治8年に「尾山村」と改称。小山・尾山は細長く、原の方を「尾山台」といい、崖の方を「尾山」という。
尾山台1丁目
現:1~2番地は当時はまだ畑。6~7番地にある「雙葉(ふたば)第二中学校」は昭和24年開校。昭和39年に「私立田園調布雙葉」に改名。皇太子妃雅子様や女子アナなどの出身校で日本を代表する「お嬢様学校」の一つ。
尾山台2丁目
宇佐神社の東と尾山台1丁目10の間に、大胆に湾曲しながら、丸子川(六郷用水)の八幡橋に向かって下る坂がある。名前を「寮の坂」という。堂々とした大坂で、石垣と樹林に包まれた姿が美しい。坂の由来は、伝乗寺にかかわっている。伝乗寺は往昔、坂の台地上の東にあって、本堂と学寮が建ち並んでいた。学寮とは僧侶たちが修業をする学問所である。その学寮にちなんで、地元の人は「寮の坂」と呼んだのだという。
尾山台3丁目
現9番地、ハッピーロード尾山台といわれる商店街の最南端部。商店がテナントビルに変わり、現存する店は少ない。
現34番地、昭和5年開業の尾山台駅南口周辺。