下北沢エリア - 代田2
代田3丁目
現:23番地、環状7号線沿いに建つ平成9年開館の『斎田記念館』。かつて下北沢に茶畑が広がっていた。その茶業に深く関わってきた代田村の名主、斎田家の史科を目にすることができる。主な所蔵・展示品は、茶関係の古文書、斎田家文人の書跡、典籍、絵画など。さらに斎田家住宅は、世田谷区指定の有形文化財に指定されている。記念館前の石畳脇には歴史を物語る老茶木が今も残されており、当時の様子が偲ばれる。
代田4丁目
現:2番地、代田小学校周辺。キリスト教系の世田谷同胞幼稚園はすでになく、跡地は民家。
代田5丁目
現在の新代田駅は、昭和41年まで「代田二丁目」だったので、その時代の住宅地図。昭和20年5月の東京大空襲により井の頭線車両の多くが消失したため、当駅と小田急線世田谷代田駅を結ぶ「代田連絡線」が設けられ、小田急線から応援車両が搬送されたという。駅周辺は当時も今も商店はあまりなく、住宅に囲まれている。当時はまだ駅前の郵便局はなかった。
代田6丁目
守山小学校は昭和8年に東京府東京市守山尋常小学校として開校。ダイダラボッチの足跡があるという伝説はいかに。