世田谷エリア - 梅丘
以前から「梅丘」という地名はないが、小田急線の駅名としての「梅丘」はある。そもそも小田急線が昭和2年に開通した時には、この駅はなかった。後に新駅ができる段になって駅名が必要になり、近くの低地に梅林が多かったところから付けたとか、駅の誘致に活躍した有力者の家紋から取ったなどともいわれている。昭和41年、新住居表示になる時に、この駅名を町名としたという。
梅丘1丁目
梅ヶ丘駅南口にある「梅丘延命地蔵尊」は、まだ踏切があった時代、幼児、児童の死亡事故が多発していたための鎮魂供養と安全祈願のために建てられたそうだ。その後、小田急線梅ヶ丘駅南口周辺工事開始に伴い、豪徳寺境内へ移され平成16年に新たに建立された地蔵尊御堂落慶法要、地蔵尊開眼供養をとりおこない、工事完了後に当時よりも東側に設置されることになったという。
梅丘駅北口。駅前でもまだ民家が多かったが現在はほとんどビルに。昭和40年(1965年)にできた、セントラルマンションは今でも現役のようだ。上部にながれていた北沢川はこちらも暗渠化され遊歩道に。
梅丘2丁目
都立明正高等学校は都立千歳高等学校と統合して都立芦花高等学校になり粕谷3丁目へ移転。現在は国士舘大学世田谷キャンパス梅ケ丘校舎になっている。中心に都市計画道路補助154号線が引かれいる。烏山用水もかつては流れていて、今は烏山川緑道として散歩コースになっている。
現:14番地にある「山崎湯」はマンションの一階で現役だ。
TEL:03-3427-1856 時間 15:30~24:00 定休日:土曜
梅丘3丁目
当時は代田3丁目側に「若林郵便局」があり、現在は反対側の現:梅丘14番地に「梅丘郵便局」が建っている。若林駅の近くにある郵便局は「若林四郵便局」。