世田谷今昔物語 | 三軒茶屋エリア

三軒茶屋エリア - 太子堂2

現：38番地にあった日本で最初の小児専門病院として設立された「国立世田谷病院」。国立大蔵病院と統合し、2002年に大蔵に移転。跡地は太子堂住宅の建て替えと共に大型のマンションが建てられ、新道路などができ、一帯は整備された。

現：1番地にそびえ立つ「キャロットタワー」は再開発により1996年に完成。3番地の電話局（現：NTT）は後にケーブル火災を起こす（1984年）。

住宅地図上の赤丸は見えずらいが「三軒茶屋おかきあられの大黒屋」。当時の世田谷通り沿いの商店街は「コメットさん」66話（昭和43年9月30日放送）に出てくる。大黒屋は創業100年近いお店で現在もキャロットタワーB1F東急ストア内で営業中だ。

現：23番地の茶沢通り入口付近。当時はありふれた「銀座通り」と呼ばれていた。現存する店もあるが、ひときわ目を引く「緑屋百貨店」。昭和21年に当地に創業し昭和59年まで存続していたようだ。現在は西武系に吸収され同場所には西友が建っている。

その当時の銀座通りが1963(昭和38年)公開の東宝映画「クレージー作戦くたばれ！無責任」に映り込む。右手に森村衣料店、左手にやよい園芸の看板が見える。やよい園芸は現在でも同場所で営業中。