駒沢エリア - 深沢(ふかざわ)1
由来は字の通りで、奥深い沢・谷で駒沢村の大字だった江戸時代初期は将軍家の鷹場であった。
深沢1丁目
現:8番地、「日本濾過器」の跡地は西友が1Fにあるマンションになっているが、同社はマンション内に現存する。
花の湯があった現:17番地には現在「ルワンダ共和国大使館」がある。かつて周辺に流れていた呑川は現在は暗渠化され緑道になっている。
深沢2丁目
現:11番地には、昭和34年に設立された「東京都立アイソトープ総合研究所」があった。平成9年に東京都立工業技術センターと東京都立アイソトープ総合研究所を統合し、東京都立産業技術研究所となった。跡地は駒沢オリンピック公園総合運動場の駐車場になっている模様。
深沢3丁目
3丁目にはエーダンモール深沢という小さな店舗や住宅が密集する商店街がある。昭和22年の航空写真を見ると周りが畑に囲まれた長屋のような共同住宅が見える。これは戦後この土地は家を失った戦災者が集まる共同住宅だったという。その後、住宅は取り壊され、跡地は現在の状態になっていったという。昭和40年の地図を見るとまだ共同住宅が取り壊される前だったのだろうか、当時はまだ商店は少ない。
深沢4丁目
東京学芸大学附属世田谷小学校から南西を見る。この場所はかつては一面のキャベツ畑であったという。