八幡山エリア - 八幡山(はちまんやま)1
「八幡山」は、八幡神社から付いた名だろうが、はたしてどの八幡神社がその由来なのかははっきりしない。江戸期の記録には、この地に八幡山という大きな林があったともある。元は鍛冶山村と言い崖地であった。
八幡山1丁目
現:9番地、当時船橋町にあった昭和30年開校の協同組合短期大学。近くには宿舎、野球場まであって本格的な大学だったようだ。しかし昭和48年に廃校。現在はパワーラークスという食品マーケットで、その駐車場に協同組合短期大学あったことを示す石碑が建っているという。近年この場所で高い放射線が観測され、地中にラジウム瓶が見つかり、撤去するまでパワーラークスは休業をしていた。
八幡山八幡社の創建年代は不明だが、昭和47年に神殿などを新築している。
八幡山2丁目
現:7番地周辺。当時は都道118号ができる前で平成8年に千歳清掃工場は建て替えられ、大型化し、道路向かいの千歳温水プールに給熱配給している。13番地にはかまのくち緑地がある。かまのくち緑地は八幡山の台地から鳥山川の低地に続く斜面にある小緑地。野鳥や昆虫のためのサンクチュアリになっているため、立ち入りは不可。ただ、フェンス越しに内部をのぞくことは可。
現:9番地、青丸は「東京都世田谷犬管理所」。その少し前まで「東京都世田谷犬抑留所」と呼ばれていた。現在は「東京都動物愛護相談センター」。