世田谷世田谷今昔物語

玉川エリア - 岡本2

岡本3丁目

岡本3丁目東名高速

昭和43年開通したばかりの東名高速を岡本3丁目辺りから映したもの。右手が岡本・瀬田地域になる。当時はまだまだ畑が多かったことが伺える。


岡本3丁目27住宅地図
富士見坂
コメットさん 富士見坂
コメットさん 百窓
空地 現在

ドラマ・映画から

27番地と28番地の間にある岡本3丁目の坂(富士見坂)。晴れた日は富士山が見えるという。35番地の空き地も含め様々なドラマや映画のロケ地にも利用され、森繁久彌主演の「社長繁盛記」(昭和43年1月14日公開)や「コメットさん」(昭和42年~)でも度々出てくる。空地の上、28番地の円形の窓が100ある俗にいう「百窓」も写る。個人宅のようだが1985年に解体され家主も越したようである。空地には現在フェンスがあり入れないようだが、当時から今までずっと空き地のままであったのだろうか?玉川幼稚園は昭和37年に高橋是清の別邸跡に建てられた模様。坂の下には東京日産自動車教習所(東京日産ドライビングカレッジ)が見え、芸能人も多く通っていたとか。現在はコヤマドライビングスクールが運営している。


砧公園1丁目

砧公園1丁目
世田谷美術館

「砧公園」は砧緑地とも呼ばれている。ここは昭和30年から10年間、都立砧ゴルフ場(ただし9ホール)として利用されていた。昭和41年、当時の大蔵町・岡本町・玉川瀬田町・玉川用賀町の各一部を併せて公園となった。駒沢公園と同じように、町内の全域が公園となっている。公園内のある世田谷美術館。砧公園の中という立地ゆえ、緑溢れるリラックス空間の中で、世田谷ゆかりの芸術家や世界的に有名な芸術家の展覧会が開かれている。芸術家を多く輩出する地域性を生かし、それらの作品を年数回開かれる展示会などで紹介している。もう一つの見どころは、建築。設計を担当したのは日本を代表する現代建築家の一人、内井昭蔵氏。"健康な建築"という氏の理念に基づき、人にも自然にも馴染み、訪れる人に公園と美術館の垣根を飛び越えさせる。

ドラマから

砧公園
砧公園バッティングセンター

大蔵運動場と砧公園の大蔵通り沿いにあった「砧公園バッティングセンター」は「コメットさん」第37話(昭和43年3月11日放送)内に出てくる。当時は埃っぽい印象だが、現在は公園として整備され木々に覆われ当時の雰囲気は全くない。

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