世田谷世田谷今昔物語

八幡山エリア - 千歳台(ちとせだい)1

現在の「千歳台」のほとんどは、以前は廻沢(めぐりさわ)町といっていた。周囲をいくつもの川や沢が廻っていたところから付けられた名である。「千歳台」は明治からある千歳村の一部から付けた台地の地名。千歳は千年も万年も末長く繁栄していくようにと命名された佳名好字で各所にある。昭和11年に世田谷区に編入された際に「廻沢」となったあと、昭和46年の新住居表示になって、かつての「千歳」が復活し、現在の千歳台となった。

千歳台1丁目

千歳台1丁目住宅地図

現:千歳台1丁目は当時「砧町」「世田谷5丁目」「船橋町」「祖師谷2丁目」「廻沢町」が入り組んでいた。

千歳台2丁目

千歳台2-15住宅地図

祖師谷5丁目と隣接するサミット祖師谷が建つ、現:15番地。この辺りもまだウルトラマン商店街だ。松本屋は当時の場所から現在の場所に移転したのだろうか。

※松本屋は閉業。


千歳台2-46住宅地図
木梨サイクル跡

現:46番地、当時は祖師谷2丁目だった、とんねるずの木梨憲武の実家である木梨サイクル。住宅地図でも見えずらいほどの小さな店舗。現在の木梨サイクルは祖師谷1-37番地に移転している。元店舗は取り壊され駐車場になった。

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