世田谷世田谷今昔物語

大蔵エリア - 喜多見2

喜多見3丁目

喜多見3丁目11住宅地図

現:11番地周辺、昭和46年に喜多見小学校が設立前の畑。下部に流れるのは岩戸川。

喜多見4丁目

喜多見4丁目17住宅地図
氷川神社
慶元寺

創立昭和56年の喜多見中学校はまだない。スサノオノミコトを祭神とする『喜多見氷川神社』。創建は740年とされるが、延文年間(1356~1360年)に一度宮殿が大破し、また多摩川の洪水にも見舞われて古文書の一切を喪失しているため、定かではない。しかし、これが本当だとすると、関東でも古い神社の一つに数えられるのだとか。その後、1570年、領主江戸刑部頼忠により社殿が修復された。昭和63年には、不審火によって社殿が焼失。平成2年に現在の社殿が完成した。その見どころは、何と言っても1654年に建立された二の鳥居。区内でも最古の石鳥居で、形式、石質ともに特異で、文化史上とても貴重なものとされており、世田谷区有形文化財にも指定されている。氷川神社と慶元寺に挟まれた道は、慶元寺の白い塀と樫の並木が江戸時代の姿を思わせるスポットで、地域風景資産にも選定された。

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